2019年4月18日木曜日

動労千葉組織部報 第28号

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「運転士・車掌廃止」絶対反対!①
労働者としての誇り

会社のいうキャリアアップってなんだ?

 駅員、車掌、運転士、労働者として誇りを持ち、職責を果たすために仕事をしてきた。その誇りが、輸送の安全を守ってきたのではないのか! この蓄積を会社は良しとしないのか?
 左の表を見てほしい。運転法規を習得し、異常時対応の力を養成する。一番大事なことのはずだ。
 特に、「輸送障害対応」は最も難しい仕事だ。それを会社は自ら放棄すると宣言している!
 それよりも「キャリアアップを大事にしろ」?! 安全をゴマすりに置き換える制度だということだ! こんなことを許せば大事故につながる!

車掌、運転士をただの「乗務係」に落とし込み誇りを奪うのか!

 「同一担務の従事期間は最長でも10年」? 「運転士から先のキャリアを描きにくい」? 運転士を生涯の職にすることはダメだというのか? 指揮する者がいても現場で指揮の下で働く労働者が居なければ社会は回らない!
 会社のいうキャリアアップを目指し続けなければ、認めない。こんなことを強要して、安全は守れない。車掌、運転士試験が廃止され、会社の評価が絶対になり、乗務員の仕事が競争により低められていく。絶対に許せない!



 
◇これまでの実績
①運転士になるまでにお客さま応対、運転法規の基本を習得可能
②駅、車掌、運転士の役割を理解したうえで輸送障害対応が可能

◇解消するべき課題
①運転士から先のキャリアを描きにくい
・早い段階から企画部門業務等を希望する社員の期待に応えにくい
②今後の急速な業務変化に迅速に対応できない
・新たな輸送サービスの価値の創造
・ワンマン化やドライバレス運転
「運転法規の基本を習得可能」「輸送障害対応が可能」より、「運転士から先のキャリア」「業務変化への対応」が大事なのか?!

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