2019年4月26日金曜日

闘いなくして安全なし No.210

http://www.doro-chiba.org/ga/tn210.pdf


「運転士・車掌廃止」阻止!
仲間の雇用と安全を守ろう!

 「運転士・車掌」廃止提案は乗務員の誇りを踏みにじり、鉄道の安全と雇用を破壊します。
 JR東日本の今年度の募集要項では、ポテンシャル採用は「総合職」、プロフェッショナル採用は「エリア職」に変更されました。

「現場第一線」を削除?! 安全放棄だ!


 会社が社員に〝期待すること〟からは、「鉄道事業を支えるプロ」も「現場第一線で活躍」も完全に削除されています。それで、「エリア全体のマネジメント」 を担い、「新しいサービ スを創造」しろというのです。
 「現場第一線」の労働者はJR 本体にはいらない?
 ふざけるにも程があります!
 それで安全が守れるはずがありません! 現場で日々、車両や線路、設備の安全を守り、何千人もの乗客を乗せて、命と鉄道の安全を背負って乗務していることを何だと思っているのか!

全JR労働者の未来がかかった闘い

 「変革2027」では「20××年」の構想から運輸区も含めて現業機関はすべて消されています。JR本体には企画業務と混み運用できる業務だけ。他はすべてJR本体から放り出し、別会社化する宣言です。1800人という例年以上の採用をして管理者になれない者は次々に外注先に出向・転籍させようとしているのです。
 会社は乗務員から誇りと団結を奪うことで、JRで働く全労働者の権利を解体しようとしています。労働者をコマのように扱い、低賃金に突き落とすなど、絶対に許せません!
 「運転士・車掌廃止」との闘いには、JRで働くすべての仲間の雇用と、鉄道の安全がかかっています。そして、どんなに制度を変えようと、乗務員抜きでは会社は一本の列車も走らせられません。
 一人ひとりの労働者が決して諦めず、現場から団結して反撃にたちあがれば、必ず攻撃を打ち破ることはできます。すべての仲間は動労千葉とともに声をあげよう。闘う組合を職場に取り戻し、「運転士・車掌廃止」を阻止しよう!

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