2021年6月10日木曜日

日刊動労千葉 第8962号

CTSでの職場代表選挙始まる
幕張、津田沼、千葉事業所で
組合員が立候補


CTSでの職場代表選挙が始まった。8日~15日に投票が行われる。幕張、津田沼、千葉事業所で組合員が立候補した。現場の組合員が、4月に強行されたCTS就業規則の大改悪への批判、要員問題、コロナ対策などを訴え全力でビラまき、職場オルグに入っている。

コロナ禍と労働強化、あらゆるコストカット攻撃が迫る今こそ、職場の団結、闘う労働組合が必要だ。組合員候補への投票はもちろん、動労千葉への加入を全力で訴え勝利しよう。

職場代表選の争点①
同じ仕事には同じ賃金を出せ!
就業規則の大改悪に反対!

4月の就業規則改定では、正社員と契約・パート社員の間の賃金格差が解消されるどころか、「同一労働同一賃金」の名で格差を固定化する大改悪が行われた。
その理由についてCTSは「社員と契約・パートでは職責が違う」、つまり“責任の度合いが違う(→だから賃金格差は当然)”と言っているが、CTSの現場仕事に正規・非正規の区別などない。CTSは、あらゆる仕事を契約・パートにやらせている。
こうした職場内での賃金格差は、明らかに正社員の賃金を引き下げる圧力としても働いている。
「格差是正」を求める社会の流れ、非正規雇用労働者の切実な声に逆行するJRーCTSの姿勢は絶対に許せない。同じ仕事には、同じだけの賃金を出せ!労働者の未来を奪う就業規則改悪に反対を貫き、本当の意味での改正=格差是正を求める。

職場代表選の争点②

安全が確保されない業務はやれない!

 4月・5月と習志野運輸区構内に入区した 列車の運転士がコロナウイルス感染の可能性がある事が判明しました。急きょ、JR側構内助役から運転台の消毒が指示されたが(しかもCTS管理者も知らないところで!)、現場にいた組合員が「訓練も教育もなく、防護服もない」「JRからの直接指示は偽装請負だ」と作業を拒否した。
会社には、職場での事故や疾病から労働者を守る「安全配慮義務」がある。 感染の危険があるのに会社が対策を講じないまま作業を命じた場合、労働者は出動を拒否できる。
また、どの事業所でもコロナ禍で次々と仕事が増えているのに、CTSは要員を増やさない。それどころか退職者の補充すら行わず、残った者の負担が増している。
十分な要員配置は安全の土台だ。動労千葉は「働く者の安全」を第1に掲げ、先頭に立って会社に要求する。

職場代表選の争点③

おかしいことを「おかしい!」と言える職場に!

 CTSはおかしいことだらけだ。おかしいことを「おかしい!」と言えることが安全な職場、働きやすい職場づくりの土台だ。
コロナ禍と労働強化、コストカット攻撃、さらにはJR東日本のグループ会社大再編さえウワサされる今こそ、職場の団結、闘う労働組合が絶対に必要だ。
CTSで働くすべての仲間に動労千葉の候補への投票とともに、組合加入をストレートに訴え勝利しよう!