2016年6月9日木曜日

日刊動労千葉 第8111号

6・5国鉄集会報告②

「正社員ゼロ━解雇自由」社会を許すな
国鉄闘争全国運動の発展で反撃を!

再びストライキに起つ
韓国鉄道労組ソウル地本連帯事業局長 キム・スンシクさん


 私は、皆さんが鉄道民営化に一貫して反対し、1047名解雇撤回闘争を不断に闘い、日本の全ての労働組合が現実と妥協する中で闘いを継続していることを知っています。
 韓国労働者たちもすでに10年前から民営化に対し闘ってきました。パククネ政権は、成果年俸制導入、低成果者退出制、非正規職拡大を一貫して押し通そうとしています。公共部門をまず攻撃した後、これを民間に拡大しようという策動を画策しています。
 韓国の鉄道労働者たちは、13年スソ発KTX民営化攻撃に対して、23日間のストで反撃しました。1万2千名が懲戒、強制配転.。支部長と幹部たちは解雇されました。さらに全組合員の10%を強制配転しようとする策動に対して、千名以上が削髪闘争で抗議し、配転が中断されました。しかし再びストライキ闘争を決意しています。公共部門労働者たちと共に共同ストを準備していきます。パク大統領の直接指揮で成果年俸制を強制し、団体協約は無視され、各公企業の理事会で一方的に就業規則を改悪しているからです。労働者はひとつだ。韓日労働者は団結しよう!国鉄民営化を撤回し、解雇者を復職させろ!

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