2017年3月3日金曜日

日刊動労千葉 第8251号

募集しているのにエルダー排除!?
本人希望に基づき再提示しろ!

 2月22日、動労千葉申第15号に基づき、エルダー就労先提示をめぐって千葉支社との団体交渉を行った。

募集をかけておきながらエルダーは「入れられない」!?

 2月1日以降、17年度退職者の就労先が提示されている。
 今年度は、繁沢副委員長の再雇用先をめぐり、1年かけて差別的取扱いを引っくり返してきた。
 17年度退職者についても、本人希望に基づき提示するよう押し込んできた。しかし、多くの組合員が千葉方面への長距離通勤を余儀なくされる状況は変わっていない。
 特に、木更津支部3名、佐倉支部1名、幕張支部1名に対しては、本人希望からかけ離れた勤務地が提示されている。
 木更津支部に関しては、木更津での清掃を希望しながら、千葉方面や京葉線方面への提示がされている。しかも、CTS木更津事業所は要員が足らず、今も募集をかけている状態だ。それにも関わらずエルダーを入れようとしないのだ。
 佐倉支部についても、もともとエルダーの枠があった成田駅での清掃を希望しながら、排除されている。完全な動労千葉排除の差別的取扱いであり、不当労働行為そのものだ。

希望通り勤務地を提示しろ!

 この点を団体交渉で追及したところ、千葉支社は、「大量退職に伴い、必ずしも希望通りには行かない」という開き直りの回答に終始した。
 その上で、CTS木更津事業所で募集を行っているかどうかについては「分からない」と回答した。
 組合からは、「事実確認を行うこと」「募集している事実があれば、希望者本人に再度面談を行って、希望通りの勤務地を提示すること」を要求した。
 これについて千葉支社は、「検討する」と回答し、成田についても同様の回答を確認した。
 要員不足で募集をかけている職場にも関わらずエルダーは入れないのだとすれば、それはエルダー制度そのものの否定だ。そこまでして動労千葉組合員を希望する勤務地から排除するなど絶対に許すことは出来ない。
 エルダー制度は完全に破綻している。定年延長と65歳まで働き続けられる労働条件確立をかちとろう。全組合員が腹を固めて65歳まで闘い抜こう。
スト貫徹! 3・3動労千葉総決起集会
【日  時】3月3日(金)18時15分~
【場  所】千葉商工会議所第1ホール 14階

3・4ダイ改阻止 館山駅前抗議行動
【日  時】3月4日(土)12時30分
【場  所】JR館山駅前集合

3・5JR東日本本社抗議行動
【日  時】3月5日(日)13時~
【場  所】JR東日本本社前集合
     *14時30分 柏木公園からデモ

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