2011年5月31日火曜日

日刊動労千葉 第7145号

闘う労働運動、三里塚闘争への相次ぐ大弾圧許すな!
北原事務局長など50名を不当逮捕!(5/20)

東京高裁ー警視庁一体による三里塚闘争破壊攻撃に反撃を!
 5月20日、東京高裁において、成田空港会社(NAA)が、三里塚闘争の拠点であった現地闘争本部の撤去を求めて争っていた「現闘本部控訴審」の判決公判が行われた。
 判決において東京高裁・井上裁判長は、着席するやいなや反対同盟に対して「控訴棄却」を言い渡すとともに、現闘本部の撤去を可能にする仮執行宣言まで付けるという極反動判決を行ってきた。この判決自体、不当極まりない判決だ。
 現闘本部は、もともと反対同盟の元副委員長が、反対同盟が土地を正当に使用できるように地上権を設けていたもので、法的にも正当なものだ。
 その権利を東京高裁は踏みにじり、NAAのいうがままの判決を振り下ろしてきたのだ。法廷内は抗議の嵐となった。

大阪府警による関西地区生コン支部への大弾圧ー13名不当逮捕を徹底的に弾劾する!
6・5大集会の成功ー階級的労働運動の再生に向けて闘いぬこう!

 5月11日、大阪府警は、関西地区生コン支部に対して、20箇所以上の家宅捜索を行うとともに、役員・組合員13名を不当逮捕するという大弾圧を行った。徹底的に弾劾しなければならない。
 関西生コン支部に対する不当逮捕の理由は、昨年5月、関西宇部(宇部セメントの子会社)に対して、労働協約が不履行状態になっていることに対して是正を求めるための抗議行動を行ったところ、それが「威力業務妨害」にあたるとして今回の大弾圧が行われたのだ。

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