2015年9月15日火曜日

外注化阻止ニュース 第219号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka219.pdf


動労総連合で共に闘おう
外注化・非正規職化と闘う労働組合を

東京で激しく進む外注化

 JR東日本は、渋谷駅・東京駅・新宿駅周辺の大規模開発、品川―田町間の新駅建設と一体で、駅の全面外注化、労働者の非正規職化に踏 み出しています。
 東京支社は他に先駆けてグループ企業の再編を進めてきました。これまで駅業務を請け負っていた東日本環境アクセスから改札・出札業務 を切り離してJR東日本ステーションサービス(JESS)に移し、5年で雇い止めにした契約社員(グリーンスタッフ)をより低賃金でこき使っています。
 環境アクセスの労働者の労働条件も切り下げられ、9割がパートや契約社員の非正規労働者です。駅の外注化は、JRから多くの出向者を生みだし、外注会社への転籍が大きな焦点になっています。
 「コスト削減」を最優先し、労働者の誇りを奪い、作業に必要な人員を削減し、正規雇用を非正規に置き換える中で、安全の全面崩壊が始まっています。
 4月の山手線・電化柱倒壊事故は、事態の深刻さを衝撃的に示しました。これ以上の外注化が進めば重大事故が起こることは明白です。
 しかし、東京支社は今後、秋葉原・代々木・東中野・新大久保各駅の全面委託を予定し、さらに山手線の目白・大塚・巣鴨・駒込・田端・西日暮里の駅全面委託を狙っています。
 駅が外注化されれば、必ず車掌や運転士の外注化に行き着きます。

闘う労働組合の旗を!

 動労総連合は全国各地で新労組を立ち上げて外注化と闘っています。東京のJR東日本と関連職場で働くすべての労働者のみなさん。動労 総連合と共に外注化や非正規雇用化と闘おう。
 先日、JRなどのレール溶接を行う労働者数十人が、あまりの労働強化・低賃金に怒り労働組合をつくり、ストライキで闘っています(写真はレイバーネットより)。
 今こそJR東日本に闘う労働組合の旗を高々と掲げるときです。動労総連合は、「外注化阻止・非正規職撤廃」を掲げ、JRとグループ会社、正規と非正規の壁を越えて団結しストで闘う労働組合です。ともに闘いましょう。

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