2015年9月4日金曜日

闘いなくして安全なし No.039

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFQ2phdUhEbVhBWDg/view?usp=sharing


3月ダイ改の問題点―銚子運輸区編
特急削減で泊行路12時過ぎに

仮眠4時間半で乗務400㎞超

 銚子運輸区では、3月ダイ改で特急が削減された影響で拘束時間が長くなっています。
 銚子運輸区17行路はダイ改前、最後の列車は特急でした。しかし、その特急は特急削減の影響で別の行路に割り当てられました。
 それに代わって最後の列車は各駅停車(341M)にされました。そのため拘束時間が44分長くなり、終業時間は50分も遅くなって翌12時を過ぎてしまいました。
 さらに仮眠の前には、車内清掃が終了した後に運転士がパンタグラフを下げることになっています。そのため、運転士が寝れるのは1時30分頃になります。朝の点呼が6時21分に指定されているため、4時間30分程度しか仮眠を取ることができない状況です。
 とくに17行路は、銚子運輸区で乗務距離が最も長い421㎞もあります。まともに仮眠もとれない状況であるにもかかわらず、乗務距離400㎞を超え、終業時間が翌12時を過ぎる行路設定を行っているのです。

早朝出勤に長時間拘束

 銚子運輸区でもう一つ大きな問題になっているのは、交番順序の問題です。
 基本的に、交番順序はユニット~泊行路となっています。しかし、交番表の2段目だけは、ユニットと泊行路の間に単独の「7行路」が設定されています。前日の午前4時26分出勤の勤務の後、7時32分の早朝出勤で10時間を超える拘束時間の勤務につかなくてはなりません。
 JR千葉支社のやり方に運転士はみな怒りを持っています。安全破壊の労働強化に反対し、動労千葉はとともに声をあげよう。

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