2015年9月30日水曜日

闘いなくして安全なし No.041

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFQUZ6UWN2Y2VNdFU/view?usp=sharing


千葉運転区廃止 絶対反対!
運輸区化完成で労働強化・ローカル線切捨てへ

 JR千葉支社は、11月1日に千葉運転区を廃止して千葉運輸区を新設すると提案しています。そうなれば、千葉支社管内の運転区はすべて廃止され、運輸区化が完成します。

乗務員のさらなる労働強化へ

 運輸区化は会社が職場支配を強め、人員削減・労働強化を行うために進められました。
 88年の京葉運輸区設置から、91年―習志野運輸区、95年―鴨川運輸区、06年―蘇我運輸区、07年―木更津運輸区、12年―佐倉運輸区・銚子運輸区と設置されていきました。そのたびに不当配転が行われました。
 それは全面的に基地を統廃合して、地方ローカル線を切り捨てる攻撃でもありました。
 今年のダイ改では特急列車が24本廃止され、成田線「あやめ」・外房線「さざなみ」の君津~館山間が全廃されるところまできています。

動労千葉の基地廃止反対闘争
 動労千葉は、職場を奪い団結を破壊する攻撃に対し、反撃にたちあがってきました。
 とりわけ、館山運転区・木更津支区廃止―木更津運輸区設置に対しては地域をあげた反対闘争をつくりあげました。
 06年9月に行われた館山地域集会には、館山の市長、観光協会会長、商工会議所会頭や、南房総市長、多くの市議会議員、地域の労働組合などが参加しました。地元に説明もなく運転区や特急を廃止するJRの地域切捨てへの怒りが集まり、文字通り地域総決起の画期的な集会になったのです。
 そこには、動労千葉組合員の「基地廃止は絶対に認めない」という闘いがありました。
 連日の職場闘争で、職場の支配権は動労千葉が完全に握りました。基地廃止後の配転希望についても、全員が第一希望(木更津運輸区か鴨川運輸区)しか書きませんでした。
 会社は、「組合の指示に従って第一希望だけだと、どこに飛ばされるかわからない」「支社にあがらないか」などと切り崩しを図りました。しかし、一糸乱れぬ団結ですべて跳ね返したのです。そして、不当配転を完全に阻止し、労働組合のもつ力を示しました。

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