2015年10月1日木曜日

闘いなくして安全なし No.042

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFM1dyRUVYNFRjNzA/view?usp=sharing


外注化粉砕! 仕事と仲間をJRに戻せ!
動労千葉10・1ストに起つ

 動労千葉は10月1日、「外注化を撤回し、すべての仕事と仲間をJRに戻せ」と要求してストに起ちあがることを決定しました。
 出向期限3年を過ぎたにも関わらず、多くの出向者に出向延長が命じられたのです。完全に失敗した外注化の矛盾を労働者に押し付け、さらに外注化を進めようとしています。

青年から仕事を奪う攻撃に怒り

 何よりも動労千葉組合員が怒っていることは、「出向解除」の名のもとに青年部員から仕事が奪われようとしていることです。
 駅では仕事を奪い「辞めるか転籍か」の選択を強制して「全員が転籍を希望した」という形で転籍が進められました。
 そうして全面的な外注化が進められているのです。
 労働者から仕事を奪う攻撃に、あくまで「外注化を撤回して、仕事ごとJRに戻せ」と貫く動労千葉の闘いは、全面外注化への大きな歯止めになっています。

命奪うダイ改・外注化は許せない

 駅や検修・構内業務の外注化は、乗務員にとっても重大な問題です。
 そもそも外注化が、運転士が年齢を重ねたり体を壊したりしても、本線から降りる職場もない現実を生み出しました。その結果、無理をおして乗務を続けなくてはならなくなっています。東京などでは、乗務できなくなったら辞めざるをえない状況なのです。
 毎年のダイ改で次々に労働強化が行われ、乗務員は命を削って勤務させられている状況です。実際、千葉運転区では、運転士が乗務中に倒れて入院する事態まで発生しました。この現実をうみ出したダイ改・労働強化も、外注化も絶対に許すことはできません。
 そして、JRの進める駅の外注化・完全別会社化は、必然的に乗務員の全面的な外注化に行きつきます。そうなれば、ほかに選択肢のない形で転籍が強制されることは間違いありません。
 外注化は、全労働者の生活と権利をかけた問題です。動労千葉とともに、運転職場からも外注化反対の声を上げよう。