2015年10月8日木曜日

外注化阻止ニュース 第227号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka227.pdf


外注化と転籍を止めよう
10・1ストライキで訴えたかったこと

 「数年間に及ぶ外注化を打ち破る闘いの出発点」と位置づけ、動労千葉は10月1日のストライキを実施しました(写真は京葉車両センター)。
 JR東日本は「国鉄改革(国鉄分割・民営化)のようなイノベーションをやる」「働き方を変える」と公言しています。その意味するところは、鉄道業務のすべてを子会社に移し、自らは形式的に鉄道施設や株式を保有する持株会社になることです。彼らが「外注革命」と呼ぶ究極の外注化(アウトソーシング)です。
 外注化が際限なく拡大される中でJR関連企業の大再編が始まっています。
 これまで千葉・水戸・高崎の各JR鉄道サービスに委託されてきた駅部門が7月1日、JR東ステーションサービス(JESS)に再編・移管されました
 JESSは13年に設立されたJR子会社ですが、首都圏全体の駅業務を請け負う巨大外注会社になり、その労働条件は、国鉄時代に設立されたCTSより劣悪で定期昇給は生涯3回。
 千葉では157駅のうち委託駅は72駅、無人駅31駅で直営は54駅だけになりました。千葉支社は「船橋駅も委託できる」と公言し東京では秋葉原駅の外注化が計画されています。駅業務の別会社化が一線を越えて進行しています。

抵抗すれば止められる

 外注化の拡大とともにJRやグループ会社の労働者は、転籍に応じるしか選択肢のない状況に追い込まれ、そのたびに賃金が下がり、雇用が不安定になっていきます。
 外注化と転籍こそが人件費を劇的に下げるJR東日本の手段なのです。
 検修業務をJR東日本運輸サービス(JETS)に集約する動きも出ています。車両工場を運営する子会社(JR東日本テクノロジー)が設立されました。駅ビルを巨大な商業・物流会社に再編する動きも加速しています。
 こうしてJR関連で働く十数万人の労働者をより不安定・低賃金へ突き落とそうとしているのです。
 動労千葉は15年間、これに反対して闘ってきました。JR東日本の外注化は、誰も反対せず唯々諾々と従うことを前提にしており、労働組合が本気で抵抗すれば簡単にはできません。
 動労千葉は今後数年間かかっても外注化を止め、JRに関係するあらゆる業務と労働者を直営・直接雇用に戻すために闘います。

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