2015年9月29日火曜日

外注化阻止ニュース 第224号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka224.pdf


動労千葉 10・1ストへ
外注化粉砕!仕事と仲間をJRに戻せ!

 動労千葉は10月1日、外注化の撤回とすべての仕事と仲間のJR復帰を要求してストライキを行います。
 動労千葉の青年部組合員に対して出向解除の事前通知が行われました。この間、千葉支社は 昨年10~11月に仕業・構内業務から3人の出向を解除してJRに復帰させました。
 しかしその実態は、「出向解除」の名による仕事はずしです。仕業・構内業務から臨検へ回され、泊勤務から日勤に変えられて賃金まで下げられたのです。
 会社の都合で、無理やり出向させ今度は長年やってきた仕事を奪う。労働者の意思を踏みにじり生活も破壊。これが外注化の正体です。

出向延長なら外注化やめろ

 一方、大多数には出向延長の事前通知が行われました。団体交渉で「出向者全員に面談を行う」と確認したにもかかわらず全員の面談が終わる前に事前通知を始めたのです。
 そもそも「出向期間は原則3年」と繰り返し主張していたのは会社自身です。3年が経ってもCTSで業務を担う体制ができていないのです。外注化は失敗なのです。
 プロパーの仲間も含めてすべての業務をJRに戻せ! 外注化の失敗を労働者に押し付けるな!
 問題を解決するには、外注化を粉砕してすべての出向者・CTSプロパーの仲間たちを仕事と一緒にJRに取り戻すしかありません。

戦争法反対と戦争協力拒否

 今回のストは、安保関連法(戦争法)に戦争法に反対の闘いでもあります。動労千葉は03年、小泉政権による有事法制とイラク戦争に反対して「戦争協力拒否宣言」を発表して春闘ストを実施し、国際的に大きな注目を集めました。
 安保法制で「存立危機事態」となれば、空港や道路、鉄道…すべてが軍事優先、省庁や自治体の協力が義務となります。JRや赤十字なども「指定公共機関」です。労働者の戦争協力拒否は大切な問題です。
 国会には連日十数万人が集ま り反対の声を上げました。戦争協力拒否はますます重要です。動労千葉に加入してともにストを闘おう!
   
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