2016年3月30日水曜日

闘いなくして安全なし No.067

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFY3JaMzlmNXZwcG8/view?usp=sharing


JR東日本3/24「ダイヤ改正」
長距離行路を解消し短時間行路の設定を

 JR東日本3月26日にダイ改を行いました。しかし、長距離行路と乗務員への労働強化は解消されないままです。

「このままでは事故になる」

 JR東日本は「ハンドル率の向上」を掲げ、ダイ改ごとに合理化と乗務員への労働強化を繰り返してきました。
 特に昨年のダイ改ではロングラン行路や、長時間運転し続ける行路が次々に設定されました。その結果、明けが12時を過ぎる泊行路が千葉だけで16行路まで増やされ、400㎞を超える行路、3時間近く連続乗務する行路までつくられました。
 現場からは、「もう我慢できない」「このままでは事故になる」と怒りの声が上がっています。
 無理を続けて運転すれば、いつか必ず大事故につながります。本格的な仕業緩和の実現は、乗務員と乗客の命を守るためにも絶対に必要です。

短時間行路の設定は急務

 しかも、乗務員の中には50歳をすぎた労働者も多数います。
 本線乗務がきつくなった場合、以前なら検修・構内業務に降りることもできました。しかし、その職場は外注化され、本線から降りることもできない状況です。きつくても無理をしながら乗務せざるを得ないのです。
 その中で、すでに勤務中に運転士が倒れてしまうという事態も起きています。短時間行路の設定は急務です。
 行路数を増やして長距離行路を解消すれば、短時間行路を設定することは難しくありません。しかし、JRは労働者が倒れている現状を放置し、「ハンドル率向上」と合理化・労働強化を優先しているのです。

ダイ改合理化反対の声あげよう

 利益のために乗務員にすさまじい労働強化を強制し、鉄道の安全を破壊するダイ改合理化は絶対に認められません。
 長時間行路の解消、定年延長と65歳まで働ける労働条件の確立へ向け、動労千葉ともに職場から声をあげよう。

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