2011年4月30日土曜日

◆本部ニュース第35号出来ました!

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米 運輸労働者連帯委員会 メーデー・アピール

 親愛なる動労千葉、全学連、大震災救援対策本部、そして交流センターの兄弟姉妹の皆さん、私たち運輸労働者連帯委員会(TWSC)は2011年メーデーにあたり、あなた達との連帯を表明します。
 まず、日本政府と警察が国家犯罪への民衆の怒りの声を抑え込むため反核活動家、労働運動活動家を逮捕・投獄したことを強く非難します。
 そして、最近起きた福島原発の炉心溶融という人災は、国際経済を動かす世界企業の犯罪を、日本と世界の労働者階級が決して許してはならないということを改めてハッキリとさせました。
 石油流出事故、中東全域での帝国主義戦争のエスカレーション、そして現在リビアに対して行われている軍事介入、これらのことは世界レベルでの労働者の自立した行動によってのみ止めることができます。
 資本主義によって押しつぶされようとしている労働者、農民、そしてその家族の皆さんに連帯の挨拶を送ります。
 東京電力と日本政府の犯した犯罪行為により日本の中の一定地域が丸ごと放射能汚染の被害を受けているのは許しがたいことです。福島原発に限らず、日本中の原発で働く労働者の健康と安全の問題は今ももみ消され、隠されつづけています。こうした資本と政府による犯罪は、今アメリカでも行われています。
 中東での多くの工場建設にたずさわってきたわれわれの仲間、マイク・グリフィンは、アメリカで同様な隠ぺいが行われていることを明らかにしています。ゼネラルエレクトリック、東芝、ウェスチングハウス、バブコック・アンド・ウィルコックス、こういった企業の利益を守ることが最優先とされ、労働者や地域住民の命のことなど無視されています。
 さらにわれわれは、オークランド港を使うAPLコリアという海運会社の船に放射能汚染の可能性があるという情報も得ています。しかし会社側はこの危険性について適切に処理するどころか、政府と一緒になってもみ消しを行いました。資本家の利益を守るため、こういうことをやっているのです。
 われわれ運輸労働者連帯委員会(TWSC)は、なによりも労働者階級の前進に向けて闘います。私たちは、労働者の権利と権力奪取そして正義のために、あなた達と連帯・団結して闘います。私たちは、日本の労働者階級の5月7日の集会と固く結びつき、同じ日にサンフランシスコ日本領事館への抗議行動に立ちます。

 国際労働者階級の勝利を!

2011年5月1日
運輸労働者連帯委員会(TWSC)