2015年5月5日火曜日

闘いなくして安全なし No.022

https://drive.google.com/folderview?id=0B6_MNKzi3eCFQTVJVm9Rai04dXM&usp=sharing


4/12山手線  支柱倒壊あわや直撃
2日前に傾き確認しながら放置

  4月12日、山手線の神田―秋葉原駅間で架線を支える支柱が倒れているのを、並行する京浜東北線の運転士が見つけました。
  運転士の連絡で周囲の列車が緊急停止したため、衝突はしませんでした。しかし、倒壊の直前に列車が通過したばかりで、数分後にも通過する予定でした。一歩間違えば列車直撃の大惨事になっていた重大事故です。
  実はJRは事故2日前に、柱が傾いていることを確認していました。さらに11日20時半頃、山手線の運転士が柱が傾いているのを発見しています。
  しかし、JRは「災害以外で倒壊した例はない」と補修は13日で十分だと判断しました。運転士の連絡を受けて12日の始発電車で保守担当者が傾きを確認した際も、「運行可能」と判断しました。しかし、その約1時間20分後には支柱が倒壊してしまったのです。

外注化・営利優先で安全崩壊

 報道では、支柱上部の鉄製はりを撤去した際、事前の強度計算を怠ったことが事故の原因とされています。
  しかし、この強度計算は高い技術力をもった労働者を必要とします。コスト削減のためにギリギリまで人員が削られる下請け会社に、工事ごとに強度計算を行う体制があるはずもありません。
  保線や電力関係では丸投げ外注化が進み、この工事もすべて下請け会社が担当していました。下請け会社では、低賃金と非正規が蔓延し、技術は十分に継承されません。その一方、実際の業務を行わなくなったJRからは技術が失われています。
 外注化と営利優先で安全を守る技術も感覚も失われてしまった結果の事故です。まさにJR北海道の際限ない安全崩壊と同じ事態が起こっているのです。
  安全を崩壊させ、すさまじい無責任体制をうむ業務外注化、安全無視の3月ダイ改は絶対に認められません。

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