2015年4月7日火曜日

外注化阻止ニュース 第172号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


休憩時間の無給労働は違法
CTSは直ちに支払いを!
現場から声を上げれば変えられる!

労基署にウソを報告!
 
 JR千葉鉄道サービス(CTS)は、超過勤務手当ての未払い問題に関連して、「実際に休憩時間中の労働はあったが休憩時間を変更して対応した」とウソをついて支払いを拒否しています。
 昨年11月まで「休憩時間変更の指示」を管理者が行ったことは一度もありません。労働基準監督署にも真っ赤なウソの報告をしています。

CTS労組を使い隠蔽工作
       
 この問題でさらに悪質なことは、当該の労働者17人が3月19日に勇気をもって超過勤務分の支払いを求めて請求書を提出すると、CTS労組の河原井委員長が「処分されるぞ」と撤回を強要してきたことです。
 犯罪行為を隠蔽するためCTS労組を使って黙らせる。こんなことがまかり通ったら本当に何も言えない職場になってしまいます。

成田空港駅でもただ働き

 休憩時間にも関わらず、ただ働きさせる実態は、CTSの他の職場でも起きています。
 昨年も、成田空港駅で輸送混乱時に休憩時間にも関わらず無給のただ働きをさせていた問題が明らかになりました。動労千葉はただちにCTSに団体交渉を申し入れて是正させました。
 輸送混乱時には、いつ列車が到着するのか正確な時間は分かりません。到着時間の報告を受けて待機していても、実際にはさらに列車の到着が遅れ、いったん詰め所に戻ることもあります。その場合にはずっと待機する状況となり休憩をとることはできません。
 その間の時間はいわゆる「手待ち時間(待機時間)」であり、当然、労働時間として扱われなければなりません。

ともに声をあげよう

 この成田空港駅で発生した問題では、現場が声をあげた途端にCTSは取り扱いを直ちに変更しました。
 労働者が団結し、声をあげれば職場の現実を変えることができます。

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