2018年3月28日水曜日

闘いなくして安全なし No.159

http://www.doro-chiba.org/ga/tn159.pdf


動労千葉 3/30~31 ストライキ
千葉派出要員削減を撤回しろ!

 動労千葉は3月30~31日、千葉派出の要員削減(4徹→2徹)撤回などを求めてストライキにたちあがります。

車両故障で銚子駅まで添乗検査
 動労千葉はこの問題について、3月16日、22日に千葉支社との団体交渉を行いました。その中で千葉支社は、「大きな故障はほとんど発生していない」「タブレットで故障箇所を撮影し、車両センターで判断・対応できる」「CTS派出からも出動できる」として2徹体制になっても問題ないと回答しました。
 しかし、この数年、千葉派出の1日の平均出動回数は3~4回です。17年度は昨年度より増加しています。本来なら、派出体制を強化しなければならない状況です。
 さらに3月25日、成田駅で車両故障(コンプレッサー)が発生し、千葉派出から2名が出動し、銚子駅まで添乗検査で同行しました。
 団体交渉で、「大きな故障はない」と回答した直後にこうした故障が発生しています。銚子派出からの出動も行われていません。千葉派出が2徹にされていたら、今回のような対応はできなかったということです。

故障・異常時対応を完全放棄

 これは列車運行中の車両故障・異常時対応を完全に放棄すると宣言するようなものです。多くの検査派出が外注化されたことで、今でも車両センターまで運行を継続させるなどしています。千葉派出要員削減で派出から出動できなくなれば、不安を感じても運行を継続する以外になくなってしまいます。
 労働者の職場が奪われ、鉄道の安全が解体される。しかも団体交渉で説明した直後に、その説明がまったくのウソであったことが明らかになる。それをも無視して人員削減を強行するJR。このあまりにひどい現実に対し、動労千葉はストで反撃にたちあがります。

動労千葉に結集してともに闘おう

 JRは東労組解体を通じて、一切会社に逆らうことを許さず、どんなひどい現実にも声をあげられない職場にしようとしています。職場に必要なのは闘う労働組合です。すべての仲間は動労千葉に結集してともに闘おう。

組合加入等のお問い合わせは、
国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)まで

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